
アロマテラピーは、リラックス効果や集中力向上、消臭・抗菌作用などさまざまな効果が期待されており、企業ブランディングの一環として導入する企業も増えています。本記事では、アロマテラピーの基礎知識から、オフィスへの導入方法、おすすめの香りや注意点までくわしく解説します。
アロマテラピーとその効果
アロマテラピーとは、植物から抽出した精油(エッセンシャルオイル)を活用する自然療法のことです。動植物由来の香りを利用して、心身の健康維持や美容、リラクゼーションに役立てる方法として古くから世界各地で親しまれてきました。
20世紀に入ると「アロマセラピー(アロマテラピー)」という言葉が広まり、現在ではリラクゼーション分野だけではなく、医療や介護の現場でも活用されています。近年では「メディカルアロマセラピー」と呼ばれる分野も注目されており、痛みや不安の緩和、ホルモンバランスや免疫機能への働きかけ、認知機能改善などへの期待から、認知症予防や終末期ケアにも活用されるケースが増えています。
オフィスにアロマを導入する企業が増えている背景には、従業員の働きやすさ向上や職場環境改善に役立つ点があります。業務効率を高めるためには、従業員が快適に働ける環境づくりが重要です。アロマには香りによって異なる作用があり、集中力向上や気分転換、疲労回復などが期待できます。また、抗菌・消臭作用もアロマのメリットのひとつです。
多くの人が働くオフィスでは、汗やタバコ、飲食物などさまざまな臭いが混ざり合い、ストレスの原因になることがあります。アロマには抗菌や消臭作用が期待できるものもあり、悪臭の原因となる雑菌の繁殖を抑える効果が期待されています。
代表的な香りには、ユーカリやローズウッドなどがあります。さらに、近年では、香りを活用した「香りブランディング」に取り組む企業も増えています。受付やエントランス、応接室などにアロマを導入することで、来訪者に企業イメージを印象づけることが可能です。視覚だけではなく嗅覚にも働きかけることで、記憶に残りやすい空間演出ができます。
オフィスにアロマを導入する方法・場所
アロマの楽しみ方には、アロマポッドやアロマストーンなどさまざまな方法がありますが、広い空間であるオフィスではディフューザーの活用が一般的です。
アロマの導入方法
オフィスで使用する場合は、広範囲に香りを届けられる業務用ディフューザーがおすすめです。家庭用ディフューザーは比較的小型で、香りを拡散できる範囲が限られています。一方、業務用ディフューザーは広い空間への対応が可能で、受付や会議室、リフレッシュスペースなどさまざまな場所で活用できます。
最近では、静音性に優れたタイプや、タイマー機能付きの製品も増えています。また、購入だけではなくサブスクリプションサービスで利用できるケースもあり、導入のハードルは低くなっています。
アロマの導入場所
アロマを導入する場所としてとくに人気なのは「受付・エントランス」「リフレッシュスペース」「応接室・会議室」の3か所です。
・受付・エントランス
受付は来訪者が最初に訪れる場所であり、企業イメージを左右する重要な空間です。最近では、受付にアロマディフューザーを設置し、香りによるおもてなしを演出する企業が増えています。内装やインテリアに合わせて香りをコーディネートすることで、洗練された印象を与えやすくなります。
・リフレッシュスペース
仕事で煮詰まったときに香りによってリフレッシュできる環境があると、気持ちの切り替えや集中力の回復にも役立ちます。また、香りをきっかけにコミュニケーションが生まれることもあり、職場環境改善にも効果が期待されています。実際にアロマを導入した企業では、生産性向上や離職率の低下につながった事例もあります。
・応接室
応接室は、密閉されやすく空気がこもりやすいため、抗菌・消臭効果が期待できるアロマを活用すると、清潔感を維持しやすくなります。さらに、アロマの香りが会話しやすい雰囲気づくりにも役立ちます。実際に、アロマを導入した応接室では「初対面でも会話が弾みやすくなった」という事例も見られます。
導入時の注意点
オフィスにアロマを導入する際は、香りの強さに注意しましょう。香りには好みや感じ方に個人差があるため、強すぎる香りは不快感につながる可能性があります。また、社員の中には妊娠中、病気の治療中、皮膚が敏感な方もいるため、事前に配慮することが大切です。さらに、アロマオイルは紫外線や高温の影響で品質が変化する場合があります。直射日光を避け、適切な環境で保管するようにしましょう。
オフィスにあった香りとは
アロマの香りは大きく、フローラル系、柑橘系、ハーブ系、ウッディ系、スパイス系に分けられます。それぞれ特徴や期待できる効果が異なるため、使用場所や目的に合わせて選ぶことが重要です。
フローラル系
花から抽出されるフローラル系は、甘く優しい香りが特徴です。代表的な香りには、ラベンダー、ジャスミン、ローズ、ネロリ、ゼラニウム、カモミールなどがあります。緊張緩和やリラックス効果が期待できるため、応接室や休憩スペースなどに適しています。
柑橘系
オレンジ、レモン、グレープフルーツ、ベルガモット、ライム、柚子などの柑橘系は、爽やかで親しみやすい香りが特徴です。気分転換やリフレッシュ効果が期待できるため、受付や執務スペースにも向いています。とくにレモンは交感神経を刺激し、集中力向上にも役立つとされています。
ハーブ系
ローズマリー、ペパーミント、ユーカリ、ティーツリー、タイムなどのハーブ系は、清涼感のある香りが特徴です。頭をすっきりさせたいときや、空気をリフレッシュしたい場所に適しています。ペパーミントはガムや歯磨き粉にも使用される馴染み深い香りです。
ウッディ系
ヒノキ、シダーウッド、フランキンセンス、ジュニパーベリーなどのウッディ系は、森林浴をしているような落ち着いた香りが特徴です。気持ちを落ち着かせたい空間や、高級感を演出したい応接室などに適しています。
スパイス系
シナモン、ジンジャー、カルダモン、ブラックペッパーなどのスパイス系は、刺激的でシャープな香りが特徴です。単体で使用するよりも、ほかの香りのアクセントとして活用されることが多く、気分を高めたい場面に適しています。
まとめ
アロマテラピーは、リラックス効果や集中力向上、抗菌・消臭作用など多くのメリットが期待できるため、近年ではオフィス環境改善の一環として導入する企業が増えています。受付や応接室、リフレッシュスペースなど目的に応じて香りを使い分けることで、従業員の働きやすさ向上や企業ブランディングにも役立つでしょう。一方で、香りの強さや従業員の体質への配慮も重要です。適切な香り選びと運用によって、快適で印象のよいオフィス空間づくりを目指しましょう。
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引用元:https://goodlife-inc.co.jp/
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